原因にはご本人に原因がある「内的要因」と 生活環境に原因がある「外的要因」
がありますが、今月は内的要因とその対策についてお話させて頂きます。
内的要因(ご本人によるもの)
① 身体機能・能力の低下
・バランス能力や歩行機能の衰え
・視力や聴力・深部感覚の衰え(例:目を閉じたままの立位は可能?)
小まめな活動やご自身に必要とされる運動メニューを習慣として身につけて下さい。
何が不足していてどの様に体操を行うかは是非当院スタッフまでお尋ね下さい。
また、歩行補助具などを積極的に活用して下さい。中には「杖やシルバーカーはカッコ悪い」とか
仰る方もいらっしゃいますが、歩行補助具というものは決して歩けないからだけに使うの物では無
く、関節に余計な負荷を掛けない様重力を他に逃がす物でもあるのです。コルセットやサポーター
においても同様で、装着が面倒かも知れませんがとても有効な補助具です。
当院にもご用意があります。
② 病気
・骨性疾患(変形性)、脳血管障害(麻痺)など
長年付き合ってきた生身の身体です。特にご年配の方においては、若い頃は沢山
お身体を酷使して頑張ってきた方々だけに完治し難い整形疾患も少なくありません。
早く治したいお気持ちも理解出来ますが、“上手く付き合っていく”という発想で
お身体と向き合う事も重要です。最も肝心なことは①焦らない ②諦めない事だと思います!
③ 薬などの影響
・薬の調整
必ず担当医師にご相談頂きたいのですが、薬が強すぎたり、お身体に合っていない為に、
ふらつきが出てしまうケースもございます。その様な場合においては調整の検討が必要です。
・睡眠薬、降圧剤(明け方のふらつき)
起床時は特に注意が必要です!高齢者の場合、代謝が悪い為朝方でも体内に薬が残っている場合も
ございます。起床時急には立ち上がらないこと!男性でもトイレでは必ず座る習慣を!
※次回4月号では、生活環境に原因がある「外的要因」について詳しくお話させて頂きます。
あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院です。東京都江戸川区の篠崎(本院)と船堀院がございます。寝たきりや歩行困難な方を対象に、ご自宅や施設に訪問し、健康保険を使ってリハビリやマッサージ・鍼灸治療を行っています。当院では患者様やご家族様にご納得の上で施術を始めて頂きたいので、「無料相談」「無料体験」を行っています。どうぞお気軽にご連絡くださいませ。