3月号ではご本人のお身体に原因がある「内的要因」についてお話させて頂きました。
4月号では、生活環境に原因がある「外的要因」についてお話させて頂きます。
外的要因(環境によるもの)
① 床上の物
・生活の動線上に、電気コードや新聞雑誌・クッションや衣類などが置いてあり、歩行バランス
が乱れた際に転倒に直結する恐れがあります。日頃より整理整頓に心掛け、動線をしっかり確保す
ることが肝要です!
② 段差や家具の再認識
・意外にも小さな段差ほど転倒が多いので、今一度ご自宅のどこに段差があるのか?
置いてある家具等は掴んでも安定している物なのかご確認下さい。
特に電化製品(ワゴン・キャスター付きの椅子・扇風機)などは要注意です!
その上で必要な部分の段差の解消をしたり手すり等の設置を行う必要が
あります。(ケアマネさんを通じて福祉用具業者に相談)
固定出来ない設置物においては、絶対に支えにしないと自分に誓って下さい。
また段差とは関係ないのですが、スリッパを履くことで転んでしまう方は
室内とはいえ「靴」を履くのも有効な手段です。当院の患者様にも沢山いらっしゃいますよ。
⓷ 照明
・暗いお部屋は転倒に直結します。年配者は若年者に比べ約3.2倍の照度が必要と言われてい
ます。また昼間照度が低いお部屋で過ごしている方は、自律神経の働きが低下する恐れがありま
す。その為今までよりも明るい電球を使用し、昼間でも蛍光灯はつける
習慣が必要です。(白内障の方は眩しすぎには要注意)
夜間時のトイレが多い方は、廊下などセンサー付の照明の設置もご検討頂けると良いかと思います。
ご本人に原因があるもの(内的要因)と生活環境(外的要因)についてお話させて頂きましたが、転
倒は誰にも起きうる事で骨折し寝たきりに直結するかも知れないので侮る事が出来ません!
骨はどんなに強くしても激しく転べば骨折は避ける事が出来ません。
2月号でもお伝えしましたが、将来寝たきりにならない為にはまずは「転ばないこと」なのです。
次回5月号では、転倒予防に必要な「体操法」をお伝えし、転倒予防教室を締めくくりたいと思います。
あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院です。東京都江戸川区の篠崎(本院)と船堀院がございます。寝たきりや歩行困難な方を対象に、ご自宅や施設に訪問し、健康保険を使ってリハビリやマッサージ・鍼灸治療を行っています。当院では患者様やご家族様にご納得の上で施術を始めて頂きたいので、「無料相談」「無料体験」を行っています。どうぞお気軽にご連絡くださいませ。
あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院
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