お風呂のヒートショック対策

ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動などで、急な温度の変化が体
に与えるショックのことです。失神、不整脈、心筋梗塞や脳出血などを起こし、急死に
つながってしまうことも…。一番多いのは入浴時で、特に高齢者は血圧変動が起こりやすく、
体温調節機能も低下する傾向があるため注意が必要です。

安全なお風呂の入り方
　① 湯はり時に浴室・脱衣室を暖めておく
　　温度差が原因になるため、余裕をもって暖めておくことがポイント。
　②何かあったときにすぐに助けてもらえるように入浴前に家族に声をかける
　③入浴前に水分をとる
　④お風呂に入ったらまずはかけ湯またはシャワーを浴びる
　　手足からお湯をゆっくりかけて、体を慣らす。
　⑤お湯の温度は41℃以下
　　お風呂に入ると知らない間に汗をかくので、コップ1杯の水分を摂って熱中症予防に。
　⑥お湯に浸かる時間は10分以内
　　長湯は身体の負担に。のぼせないようにする為にも10分以内にあがれると安心。

ヒートショックによる死亡数は明らかになっていませんが、入浴中の死亡者数は年間1万9千人
いるとも推計されたことがあります。これはヒートショックに限らず、入浴中の転倒等の理由が含ま
れています。参考までに2021年の熱中症による死亡者数は755人、2022年の交通事故死亡者
数は2610人でした。これらと比較すると、いかに入浴中の死亡が多いのかがわかります。
まだまだ寒い日が続きますので、ヒートショックを防いで、安全にお風呂を楽しみましょう。

あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院です。東京都江戸川区の篠崎（本院）と船堀院がございます。寝たきりや歩行困難な方を対象に、ご自宅や施設に訪問し、健康保険を使ってリハビリやマッサージ・鍼灸治療を行っています。当院では患者様やご家族様にご納得の上で施術を始めて頂きたいので、「無料相談」「無料体験」を行っています。どうぞお気軽にご連絡くださいませ。

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