あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院

認知症高齢者に対する日常生活自立度と障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)とでは名前が良くにていますが、呼び分けはどうしたら分かりやすいですか?

確かに、この2つの自立度の名称は非常に似ていて混同しやすいですね。分かりやすく呼び分けるために、以下のような方法が使われています。因みに私は、1.を使っています。

 

 

1. 略称を使う:

認知症高齢者の日常生活自立度 → 「認知症自立度」
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度) → 「寝たきり自立度」

 

2. 評価の焦点を強調する:

認知症高齢者の日常生活自立度 → 「認知機能自立度」
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度) → 「身体機能自立度」

 

3. 評価のスケール名を使う:

認知症高齢者の日常生活自立度 → 「認知症度」
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度) → 「寝たきり度」

 

4. アルファベットを使用:

認知症高齢者の日常生活自立度 → 「自立度C」(Cognitive)
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度) → 「自立度P」(Physical)

 

5. 評価主体を明確にする:

認知症高齢者の日常生活自立度 → 「認知症者自立度」
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度) → 「障害者自立度」

 

これらの呼び方を一貫して使用することで、2つの自立度を明確に区別できるでしょう。ただし、正式な書類や報告書では、混乱を避けるために正式名称を使用し、必要に応じて括弧書きで略称や分かりやすい呼び方を併記するのが良いでしょう。

 

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